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30年使える? モンベルダウンハガー#2


このダウンシュラフを購入したのはたしか1991〜1993年頃に購入したはずです。
すなわち30年近く、少なくとも25年以上は経っています
何故こんなに長く使えるのか?
先ず何と言ってもファスナーも生地の破れも何も無い丈夫さ
新品購入時よりはダウンのつぶれはあると思いますが、まだなんとか実用になる程度にはフカフカなダウンの質の良さ
そこそこコンパクトになり、平地の初冬くらいならば十分な暖かさを保っているので使い勝手が良いっ
寝心地に関しても、マミー型としては全く不満がありません。
となると厳冬期や登山利用などハードな使い方をしないなら、無理に買い換える理由が見当たらないんです・・・
一般的な区分でいけば3シーズンですが、電気毛布と併用すれば氷点下以下での冬キャンプでも寒くなく使えます。
さすがに暖房器具無しでは室温が氷点下以下になるような冬キャンプには厳しいですけどね・・・

現行ではダウンハガー650#2に相当します。

モンベル(mont-bell) 寝袋 ダウンハガー650 #2 サンフラワー [最低使用温度-3度] R/ZIP SUF 1121256
ちなみに先ほどから表記されている数字650、これはフィルパワー(FP)を表記しているのです。
ダウンの膨らみを数値化したもので数値が大きい方が暖かくなります。
一般的に500FP以下が低ダウンとされ、600〜700FPは良質ダウン、700FP以上は高品質ダウンとされています。
なので650FPのこのシュラフは高品質とは言い難いのですが、まぁなかなかに良質な保温性を備えているというわけです。
そして更に言うならばダウンはこうした数値化だけでなく、種類としてグースダウンとダックダウンとに分けられます。
グースはガチョウダックはアヒルの事です。
ガチョウの方が体格が大きいので獲れるダウンも大きく暖かく高寿命なのです。
ついでに言うとガチョウは草食、アヒルは雑食なので匂いもダックダウンの方がダウン特有の異臭が発生しやすいです。
要するにたとえFP値が同じだとしてもグースダウンの方が高品質なのです。
しかし最近は世界的にグースダウンが品不足で価格も高騰しているために、中級グレード以下のシュラフはほとんどダックダウンに切り替わっているのが実情のようです。
モンベルも例外では無く、2014年以後は650FP以下の製品はダックダウンになっていると先行ブロガーの記事で見た事があります。
(メーカーに確認したわけではありません)
このシュラフは1990年代前半に購入していますから、グースダウンが封入されていると思われます。
長く使えているのはそんな事も関係しているのかもしれません。
今でも800FP以上のモデルはグースダウン(モンベルではEXダウンと表記しています)のようなので、自分のように長く使い続けようと思うならば、少し高額になりますがグースダウン=EXダウン使用のモデルをお勧めします。
冬キャンプをメインに考えるならダウンハガー800#1の方が良いと思いますが、
春・秋には暑すぎるし何より高額なので、やはり電気毛布併用で800#2は長いシーズン使えるという意味からも汎用性が高く長いシーズン使えコスパの良い選択だと思います。
モンベル(mont-bell)寝袋 アルパインダウンハガー800#2 サンフラワー(SUF) R/ZIP #1121374
ダウンには寿命があると言われていますが、グースダウンならば未使用で側生地に封入していない状態でおおよそ30年だそうです。
寝袋として生地に封入すればどうしても圧縮された状態になりますし、実際に使用すれば使用者の汗や皮脂で劣化していきます。
なので使い方にも寄るけれどグースダウンでおおよそ10年が寿命と一般的に言われています。
「おいおい30年使っているってどういう事よ?」と思われるでしょう。
おそらく一般に言われる寿命とは本来の性能を維持していられる期間という事なのでしょう。
自分のシュラフで言えば、新品当時は650FPの性能があったわけですが、現在はおそらく500FPくらいでしょう
快適使用温度が6度だったのが現在は10度くらいなのだと思います。
寿命が来たらある日突然ポロポロと崩れ消えるなんてことは無いのです。
少しずつ性能が落ちていくわけです。
でもそのくらいならば、自分が着ていたコートを上に掛ければ済む話しです。
何ならブランケットを1枚余計に持って行けば良いわけです。
オートキャンプならばまだまだ現役で使えるのです。
ダックダウンは3〜5年で寿命を迎えると言われています。
こちらもすぐに使えなくなるわけではありませんがさすがに30年は実用に耐えないのではないでしょうか?
ちなみに側生地の寿命を心配する必要はありません。
シュラフは使用者の汗を外に逃がす要素が求められるので、テントのようにポリウレタンやシルナイロンといった防水コーティングを施された生地が使われることはほとんどありません。
特にポリウレタンは加水分解でベタベタしますが、シュラフの場合はその心配が無いという事です。
*ナンガの防水透湿素材=オーロラ生地はポリウレタン加工なので劣化してベタベタになります。
外からの水濡れ防止のために撥水処理は施されていますが、効果が薄くなったら市販の撥水スプレーをかければ良いのです。
自分が1993年にオーストラリアでバイクツーリングした時に持って行ったのもこのシュラフでした。
当時、このシュラフを購入した登山用品店では、エクペディションモデルだと紹介されたのを覚えています。
エクペディションとは遠征・探検などを意味する英語です。
ダウンシュラフとしての圧縮性能はそれほどでもないけれど、過酷なバイクツーリングで快適な睡眠を得るには最適なモデルだろうと勧められたのがこのシュラフでした。
以来、いくつもの修羅場を乗り越え100泊以上使ってきた思い出のシュラフです。
それが今でも現役として使えるって凄いと思いません?
もちろん保管にはそれなりに気を使っています。
と言っても圧縮された状態のスタッフサックから出して、ユッタリと保管出来る大きめの洗濯ネットに入れているだけですが。→紹介記事

大切に使えば30年使える寝袋です。

若い頃のように長期ツーリングに持ち出すことはもう無いかもしれませんが、大切に使い続けようと思います・・・
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